10.子供服のサイズ

現在、子供服のサイズは100や110といったように、身長に沿った表記がなされています。このような伸張表記になったのはここ十数年で、それ前までは4、5といったような年齢表記となっていました。今でも海外の多くは年齢表記になっている国の方が多く、時には年齢と身長の両方が表記してある場合もあります。またS、M、Lでの表記もありますが、これも国によって同じSでも大きさが変わったりするので、非常にわかりにくいものとなっています。日本で子供服のサイズ表記が年齢から慎重に変わった経緯としては、子どもの体格が様々になってきたということがあります。以前は、同一年齢の子どもであればたいていの子どもがおおよその範囲内に入っていたため、多くの子どもが年齢表記通りの子供服を購入していればぴったりになっていることがありました。しかし現在では、同じ年齢でも体格の大きい子は非常に大きかったり、平均の範囲内に入らない子どもの数も増えたり、小さい子供は小さいままという傾向が強くなったりしてきたため、年齢による子供服のサイズ表記では対応しきれなくなったということで、身長表記へと変更されたのです。しかし身長表記は、自由に子どもに合ったサイズを選べるようになる一方で、わかりにくいという弊害も生じました。子どもの年齢ならわかりやすいので、子どもがいなくても子供服を買うことができたのですが、子どもの身長となると、母親でない限りわからないということがほとんどです。また母親であっても、子供の成長によっては身長が正確にはわかりかねる場合もあります。そのような時には、どうしても子供自身がいないと、サイズの違う子供服を買ってしまうことになります。特に親戚や友達の子どもに服をプレゼントしてあげたいという場合などは、サイズ選びに迷うことも多くなるでしょう。今では多くの子供服売り場に、身長表記とそれに見合った年齢というのが表やグラフで表示されていますので、それを参考に子供服を選ぶとよいかと思います。

現在の身長表記による子供服のサイズは、以下のような年齢と身長で対応しています。[サイズ表記‐参考年齢‐身長(cm)‐帽子のサイズ(cm)‐靴のサイズ(cm)]の順になっています。[90‐3歳‐85?95cm‐50cm‐12?14cm]、[100‐3?4歳‐95?105cm‐52cm‐14?16cm]、[110‐5?6歳‐105?115cm‐54cm‐17?18cm]、[120‐7?8歳‐115?125cm‐54cm‐19?20cm]、[130‐9?10歳‐125?135cm‐56cm‐21?22cm]、[140‐11?12歳‐135?145cm‐56cm‐22?24cm]、[150‐13?14歳‐145?155cm‐58cm]、[160‐155?165cm‐54cm]、[170‐165?175cm]です。
一般的に子供服というと、3歳から16歳までをさしており、身長でいうなら90cmから160cmまでとなっています。しかし実際のところは、16歳まで子供服を着ているという方は少なく、たいていは小学生までは子供服だけれど中学生になったら大人と同じ服のサイズの選び方をするということがほとんどです。これは、子どもが選ぶ服が大人と同じものの方を好むようになるということもありますし、サイズ自体も、たいていの方が大人の服と同じもので合うようになるからです。一方で、3歳という年齢の子供服はベビー服との境目となっていて、90前後の服には、90、95、100の3種類があります。95という場合はベビー服の範囲内となっていて、90はベビー服の範囲になっている場合と子供服の範囲になっている場合があります。どちらもサイズが合うならそれでいいじゃないと思われがちですが、ベビー服と子供服では、服の形が異なるということがあります。ベビー服は、赤ちゃんの体型を参考に作られていますから、まだまだ手足が短いものになっています。一方で子供服は、大人の体型を参考に作られていますから、手足は長く、大人の体型を小さくした形となっています。さらに、ベビー服は縦に短く横幅が広いものになっている一方で、子供服は縦に長く横に狭いものとなっているという違いもあります。ですから、90という同じサイズ表記がなされていても、子どもの体形に合わないという場合があります。そのような場合には、ベビー服もしくは子供服の売り場を変えてみると、子どもの体形に合った子供服を見つけることができるかもしれません。

また、国内でもメーカーによって同じサイズ表記でも実際の大きさが変わることがありますが、海外のメーカーもまた国によって同じサイズ表記でも大きさが異なります。一般的にはアメリカのサイズはワンサイズ大きめ、韓国はワンサイズ小さめと言われています。

Last update:2015/2/18